欧州規制(EC)No.1935/2004(2011年10月公布、12月施行)において食品容器・包装の安全基準が定められています。

具体的には、食品容器・包装から溶出する化学物質が食品に移行し 人体に害を及ぼしたり、食品の風味を損ねることを防ぐものです。

プラスチックについてはNo.10/2011(2011年1月公布、5月施行)で 規定されており、プラスチック製のねじ蓋、缶の内部コーティング等が対象となります。


分析対象:プラスチック容器、ボトル、ホイル、缶の内部コーティング ねじ蓋、ガラス、包装材のプリントインキ、着色剤 等

紙類は明確な規制がありませんが、欧州規制(EC) No.2001/72/ECに従い紙容器内部をプラスチック類でコーティングされていること、液体脂肪の多い食品に使用する容器である場合は、別途記載する物質の溶出量が規定値以下であることを確認することが求められます。

プラスチック規制開始(2011年1月公布、5月施行)

プラスチックについてはNo.10/2011(2011年1月公布、5月施行)で規定されており、プラスチック製のねじ蓋、缶の内部コーティング等が対象となります。


規制対象対象
プラスチック容器、ボトル、ホイル、缶の内部コーティング
ねじ蓋、ガラス、包装材のプリントインキ、着色剤 等

容器包装 / 食品接触材料分析・食品法対応

EU NO-10/2011
10%エタノール抽出物 12,000円~
20%エタノール抽出物 12,000円~
50%エタノール抽出物 12,000円~
3%酢酸抽出物 12,000円~
オリーブ油抽出物 78,000円~

上記、分析料金は税別となります。

食品接触材料分析・食品法対応

食品接触材料

日本国内及び海外の食品衛生法対応するための食品接触材の分析サービスを行っております。日本の食品衛生法(厚生省告示第370号)以外に、欧州(EU)、アメリカ、ドイツ、フランス、イタリア、韓国などの国の食品衛生法に対応可能です。

食品接触製品例
  • ・食品包装材
  • ・調理器具
  • ・台所の電気製品
  • ・食器
  • ・食品加工機械
食品接触材料例(対象物)
  • ・プラスチック
  • ・ゴム
  • ・金属(缶)
  • ・紙等を材質とする食品器具・容器包装
  • ・ガラス
  • ・着色剤
  • ・ビニールなどの包装材
  • ・樹脂
  • ・シリカゲル
  • ・ボール紙
  • ・セラミック
  • ・陶器
  • ・印刷インキなど
測定項目

材質試験

  • Lead(鉛)
  • Cadmium(カドミウム)
  • 揮発性物質など

溶出試験

  • 水:過マンガン酸カリウム消費量試験法
  • 水:蒸発残留物試験
  • 4%酢酸:重金属
  • 4%酢酸:蒸発残留物試験
  • 20%アルコール:蒸発残留物試験など
食品衛生法の対象国、規則及び材質、測定項目によって異なります。
詳細情報を頂きお見積金額を算出致します。詳しくはお問合せください。
まずは一度ご相談ください
ご依頼の流れをご確認ください。
Step.1
Step.2
分析機関に分析試料を送付する
Step.3
分析終了後に速報のご連絡
Step.4
報告書を納品
Step.5
請求書を郵送。指定口座に請求金額をお振込み下さい
※1検体の重さが500g以上の場合は、送料を別途お見積りさせていただく場合がございます。
※1回のご注文金額が20,000円未満の場合、ミニマムチャージとして別途税抜8,000円をいただいております。(上限税抜20,000円)

◆ご注文の流れ(分析オーダーシステムについて)

分析オーダーシステムは主に3つのSTEPでご注文となります。
img step01
お客様の登録
https://www.bunseki-dger.jp/
※最初一度だけご登録が必要となります。
img step01
分析サンプルの登録
分析サンプルの登録を行います。
※次回からは選択のみになります。
img step03
分析のご依頼
分析依頼をします。
※お見積書の発行も可能です

 

試料・サンプル等送付先

送付先
株式会社ディファレント 化学分析部
送付先住所
〒135-0007 東京都江東区新大橋2-5-9
ご注意
  1. 試料の材質などの情報が不十分、あるいはサンプル不足で追加が必要な場合は納期が通常よりかかります。
  2. 分析受付後、お客様のご都合により分析をキャンセルする際には、キャンセル料をお支払いいただく場合がございます。
  3. 分析では残った試料はラボで一年間保管する義務がありますので、基本的には返却することはできません。どうしても返却を希望される場合はご相談ください。。